October 01, 2005
9月初めに住み慣れた広州を離れ日本に移動しました。やっと曲りなりにネットが繋がる環境になりました。
(それにしても日本の電話回線接続は速い!これが56kBPSの速さだったとはと感激しています。広州で接続して
いた100MのADSL回線のあの遅さはなんだったんだろう!と。。。よほどの人数でこのADSL回線を共有していたんでしょうか。。。とふりかえり考え込んでいます。
さて、帰任後業務命令で身体検査に行ってまいりました。やはり日本の健康診断のほうが内容は同じであれ安心できますね。(異常は発覚してもすぐに専門医がみつかりますので。。)
中国在住の折にも人並みに体が調子悪くなったことがあります。私の体験したものですが、これまた面白い症
状でして、いやいや仕事をしている最中、疲れや眠気を急に感じなくなり、本当に23時間継続して仕事ができ
るようになりました。(1時間の仮眠と、これを数日繰り返しました。)さらに不思議なことに疲れを全く感じなくなったのです。
ところがです。やれやれと仕事がおわり、打ち上げをして眠りについた後、今度は体が寒くてかつ体の動かす気力がなくなり、頭痛とこの倦怠感がとまらないのです。
やっとのことで現地の比較的大きな病院にいき、中医に診てもらいました。
(中医というのは漢方薬を調合したり場合によっては針をしたりと、中国古来のお医者さんです。これに対して、西医というのは西洋医学に基づいた治療をする医者です。西医でもよかったのですが、さまざまな検査されて、あげくの果てになんでもないと言われそうでしたので、あえて中医を選びました。)
中医さんになんとかあやしげな中国語でいままでの生活を説明したところ、こっぴどく怒られたのでした。それは感性?(と言ったかな?)と、神経系のバランスが大きく崩れており、痛みを感じなくなっている状態が続き、このまま放置したならばどうなるかわからないと言われました。
結局、精神を落ち着かせるという”海麻”とかいうものと種種の葉っぱを乾燥させたものもらい(全部で10種類程)これらを煮出して1日3回飲み、定時刻の起床、就寝の生活をしなさいとのことでした。
確かにこれで回復しました。やはり無理な生活はあとがたたります。海外で仕事をしていますと無茶な難題ば
かり発生しますので、どうしても無理をしがちですので、どうか皆様もお体にはお気をつけください。
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September 09, 2005
香港、中国珠江デルタ地帯に暮らし5年が経過。私に突然の帰任命令が発令されました。一番驚いたのは私よりも周囲の人々でした。私自身は5年もここで暮らしていましたので、周囲のケースからそろそろ帰任の話が持ち上がるだろうと覚悟していましたから、そうでもなかったのですが、何も予測していない周囲の人々はかなりびっくりされたようです。
このB-Logもここで停止するのもこころ残りがあります。そこで、マイーアルバムの法を充実させようと思います。いままで紹介できなかった写真を載せていきますので、どうかご覧ください。
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August 26, 2005
中国広州で暮らしております。日中の暑い時に街中を散歩をしているとどこからともなくマージャンパイのジャラジャラ音が聞こえてきます。マージャンのルールを知らない私は、”またマージャンやってる”としか聞こえないのですが、中国では老若男女の一般の娯楽としてかなり浸透しています。露天の売り子のおばさんがマージャンをしていますと、見物人が集まります。
中国人同士の結婚式では、大抵開催までの時間はみんなマージャンで時間をつぶします。ただでさえ人がわんさか集まっている場所にワをかけてマージャンのジャラジャラ音がしますから、うるさくてしょうがありません。
さてこの結婚式に参加して気がついたのですが広東のマージャンでは最初にパイの一部を”7”の文字のように並べます。日本ではル見たことのない(多分?)並べ方をしているのです。また四川の方では卍文字の片方の曲がりを削ったような並べ方をします。
この結婚式にいた人にに聞いたところ、地方によってかなりルールが違うようです。その表現の仕方がまた中国らしいのです。○○人のマージャンは並べ方が単純であり運まかせで頭を使わなくともできる。しかし我々のマージャンはよく考えなければ参加できない。。。。なんてこと言っていました。どうも自分たちのマージャンがイチバン!と優越性を表現したいようです。
一番むずかしいのは競技マージャンだそうです。世界的にルールを統一し、運任せの確立を減らしたものだそうです。
ともかく家庭マージャンは中国人娯楽の一番ポピュラーなもののようです。
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August 25, 2005

中国広州で暮らしております。広州の書店で「窓際のトットちゃん」をみつけました。勿論中国語版です。中国語の書籍の中でもこの本が山高く積まれていましたので、売れているようです。
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August 23, 2005

中国広州で暮らしております。写真は街を歩いているときにみつけた赤いパンツの洗濯ものです。悪いかなとは思ったのですが、”赤”といる色が中国ではかなり幸運を呼ぶ色として浸透しているのを紹介する良い機会と思いましたので写真を取らせて頂ました。
このパンツ、年末、特に旧正月が近づいてきますと小箱に入って売っています。夏は売られていません。これを毎年買い換えてはいていますと運が向いてくるそうです。
この家ではお父さん 、お母さん、その子供たちがはいているのでしょうか。なんとなくほのぼのする感じをうけました。
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August 22, 2005
中国広州で暮らしております。広州で暮らしている中国人は大抵広東語、普通語を話すバイリンガルです。お店の売り子さんの募集をみていると白語(広東語)、普通語の両方話せることを条件に書いているお店が目立ちます。地方から出稼ぎにきているワーカーさんは 自分の地方の言葉も当然操れますので、3種類の言葉は楽々と話せるわけです。我々日本語だけしか話さない環境に育った人間とは全く環境が異なります。
しかし沢山の言語を操ることができるがために障害があるのではないかと最近つくづく思います。
公園などでボーッとしていますと 大抵、地元の子供たちがなにやら遊んでいます。当然彼らの言葉は広東語、普通語などが入り混じって聞こえます。時々大きな声でしゃべっている子供がいて、なにか主張しているらしく一生懸命説明しています。そのときの言葉は最初は広東語でしゃべり、あとで普通語をしゃべっている、、、 こんな光景を見たかたは多いのではないでしょうか。この労力はかなりのものです。しかし、一番論理思考が成長する子供の時に言葉の変換作業に時間を費やしてしまっては後々思考回路の発達に大きな影響を与えるのではないかと感じます。
私たちも英語をならっている時に日本語の微妙な表現が英語になく、このために思考時間を割き、時間を失った経験をした方は多いのではないでしょうか。
これは一種類の言葉で生活していた環境では言葉の変換作業など必要がなく、一つの仕事に打ち込めていたものが、”多言語”の環境にいるといちいち言葉の変換を考えなければならなのです。これは深く掘り下げた思考をするときにはかなりの障害があるのではないでしょうか。
バイリンガルが流行のようにもてはやされる時代ですが、ふとこんな落とし穴もあるのではないかと感じるこのごろです。
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August 21, 2005
中国広州で暮らしております。人民元の切り上げがあり価値が上がったとしても私のような平凡なやからには致命的な点がありまして、それは人民元ベースで世界的に通用するクレジットカードを発行してくれる銀行がないのです。本当はあるのかも知れませが、(銀行のパンフレットをみるとそれらしきものが書いてあるものもあります。)信用できる銀行を探し出せていません。
そこで先日、香港に出かけまして銀行口座開設とクレジットカードの手配をしてきました。
一番中国/香港の銀行での対応で落差を感じたのは窓口のおねえさんの対応です。
中国での銀行で自分のお金を引き出した方は必ず経験しているとは思いますが、中国政府の規定により、ある程度まとまったオカネを引き出すときには納税証明書などを提示するなど、このオカネはどこから来たものかを証明しないといけません。最初、銀行員からこの質問をされたときには、この質問を早口でまくし立てられ、私はワケがわからず、それきり窓口の銀行員さんとは平行線状態が始まり、そのうち急に保険?国債?らしき商品を次々説明され、もっとワケわからなくなり、また引き出せないの一点張り状態に陥りました。結局、行長さんらしき人が来て、別の部屋に呼ばれてやっと理解できたという経験があります。もともとはといえば最初にそういう説明を詳しくしてくれれば理解できたのに、、、なんて思ったものです。
香港で銀行開設をする場合、身分を証明するもの、住んでいる場所を明確に証明できるもの(例えば電気料金、公共料金の支払いを証明するモノ、居留証明書など)が必要です。中国にくらべ香港のほうが開設も比較的面倒な点ありますが、銀行員の対応がとてもいいですね。質問をすれば何回でも同じことを説明してくれます。対応には親切さを感じます。
これはそれぞれのお姉さんの性格ではなく、香港/中国の金融市場の大きさが関係しているのではないかと思います。香港は隠れた世界金融市場という人もいますが、それだけ規模が大きいかわりに市場競争も激しく、サービスを重視しています。一方まだ中国はまだまだ金融市場は規模が小さいと思われます。これから中国の金融市場も拡大するとは思いますが、やはり私はまだ香港の方が好きです。
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August 17, 2005

中国広州で暮らしております。こちらの赤ちゃんのパンツはとてもかわいいものがあります。写真は思いっきりずらしてありますが、よく街中でみかけるものは、赤ちゃんのパンツの後ろが割れています。用足しの時にすぐに対応できるようにという配慮だと思います。このパンツならばわざわざずらすことなく、そのまましゃがみこめばOKです。しかし普通にヨチヨチ歩いているときもお尻が見えてしまいます。その姿がかわいいものです。
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August 14, 2005

中国 広州で暮らしております。こちらで購入する新聞で、日本の記事を扱うことは比較的すくないのですが、数日前、写真の記事を見つけました。小泉首相と常任理事国加盟に関係した記事です。著作権の問題が発生しそうなので、アップの写真は掲載できませんが、最近も郵政民営化否決の記事が掲載されています。注目の的のようです。
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August 11, 2005

中国 広州で暮らしております。とうとう日本から持ち込んだ薬がなくなり、中国広州で薬を現地調達する羽目になりました。写真はこれまでに飲んだ薬です。頭痛薬から始まって、胃薬、下痢止め、腸を活発にする薬、腎臓結石薬の利尿剤、咳止め、風邪薬、歯茎の腫れにつける薬、湿疹につける薬などなどです。全て中国製なのですが、中には日本の製薬会社が現地生産?のものもありました。薬までが中国生産(それとも権利を売り渡して現地生産?)とは驚きでした。
さて、効能ですが悪く言えば余り効き目がはっきりとはしません。しかしよく言えば沢山飲んでも害がないのかも知れません。そうは思いながらこの薬群にはお世話になっています。しかしこの生活から脱却する方法らしきものを見つけました。
中国でお仕事をしている方々に僭越ながらアドバイスです。こちらで仕事をしていますと考えられないハプニング、想定外の業務展開で毎日冷や汗を何度もたっぷりかいている毎日を過ごしていることとと思います。この冷や汗かき状態が長期にわたると、体温低下を招き、腎臓に過大な負担がかかり、あるとき急に、本当に突然と体の動きが停止し、頭痛がとまらなくなり、倒れることになります。実際私はこの状態に数度遭遇しました。
この対処療法ですが、薬ではなおりません。(ということに気がつきました。)ではどうするかですが、生姜をすりつぶしてお湯で溶かして飲んでください。できるならばコップ2杯くらいが適当です。その後落ち着いてきたら、動かない体を振り絞って、ひざを曲げたり伸ばしたりするスクワッド運動を10分くらい続けてください。これを繰り返すとこの状態から脱却できます。そしてビールはご法度です。この状態でビールを飲むと、ひどい時は茶色い汗がでてきます。お酒をガマンできない場合はその代わりに紹興酒をお猪口で1日5杯程度までを限度に飲みます。数日後には本当に元気になります。もしも皆さんのなかで信じられないという方がおられましたら、是非試してください。
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