雲呑の作り方
中国在住にこんなものの作り方を覚えました。雲呑(yuntun)です。水餃子に近いものがありますが違うようです。具の作り方がそれぞれの家庭の作り方があり微妙に違うそうです。
具の主体は肉ですが、出来るならば細切れの肉をつかうのではなく、まだスライスされてないものを買ってきて、自らつぶしたほうがおいしいようです。まるでアジのたたきでもつくるようにして肉をつぶします。細切れ肉でもいいのですが、どういうわけかやわらかすぎてしまうようです。調味料は お好みですが、胡椒、花椒、辛椒 などを使います。具の包み方ですが、皮を三角に折りたたむように包みその対角を船の形になるように貼り付けます。貼り付けは具の中の水分を使います。沸騰したお湯の中で 数分ゆでます。 そのときに一緒に前もっていためた野菜なども入れます。
その後はまたお好みに合わせて 調味料を入れて完成です。写真の完成品はスープのなかに辛椒を入れてあります。
中国では ちょうど 旧正月も終わり今頃は家でこのような比較的簡単に作れる雲呑を食べている家庭もいるのではないかと思われます。出稼ぎに故郷から遠く離れている人たちは同郷の仲間たちと集まってこのような料理をつくり楽しんでいます。
みんなでわいわいとしゃべりながら食べている姿が浮かびます。
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