地方によってルールが違うマージャン(中国広州)
中国広州で暮らしております。日中の暑い時に街中を散歩をしているとどこからともなくマージャンパイのジャラジャラ音が聞こえてきます。マージャンのルールを知らない私は、”またマージャンやってる”としか聞こえないのですが、中国では老若男女の一般の娯楽としてかなり浸透しています。露天の売り子のおばさんがマージャンをしていますと、見物人が集まります。
中国人同士の結婚式では、大抵開催までの時間はみんなマージャンで時間をつぶします。ただでさえ人がわんさか集まっている場所にワをかけてマージャンのジャラジャラ音がしますから、うるさくてしょうがありません。
さてこの結婚式に参加して気がついたのですが広東のマージャンでは最初にパイの一部を”7”の文字のように並べます。日本ではル見たことのない(多分?)並べ方をしているのです。また四川の方では卍文字の片方の曲がりを削ったような並べ方をします。
この結婚式にいた人にに聞いたところ、地方によってかなりルールが違うようです。その表現の仕方がまた中国らしいのです。○○人のマージャンは並べ方が単純であり運まかせで頭を使わなくともできる。しかし我々のマージャンはよく考えなければ参加できない。。。。なんてこと言っていました。どうも自分たちのマージャンがイチバン!と優越性を表現したいようです。
一番むずかしいのは競技マージャンだそうです。世界的にルールを統一し、運任せの確立を減らしたものだそうです。
ともかく家庭マージャンは中国人娯楽の一番ポピュラーなもののようです。
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