急に減少した戦争映画に変わって。。
中国広州で暮らしています。1月、2月ごろはやけに戦争映画のテレビ番組が多いと感じていましたが、最近はその反対で戦争映画が影を潜め、そのかわり家庭を題材としたドラマが放映されています。写真は”母親”という題名のドラマです。この主人公の女性は不運なことに3度、4度の結婚を繰りかえし、今は女手一人で2人の子供を育てています。その力強く生きていく有様を描いています。この数度の結婚ということがこの女性に重くのしかかり、時には人から軽蔑、嘲笑をうけながら自分の子供を守りながら生きてく姿です。
あるとき、朝起きて家の門を見たところ、穴の開いた布靴がつる下げられているのを見つけます。これはどういう意味かというますと、この主人公の女性を快く思わない人が最高の軽蔑の与えたということです。穴の開いた布靴は、多くの男性と頻繁に卑猥な意味で容易に結ばれることを意味します。今こんなことをしたら刑事事件になるほどの大事件です。
このドラマの監督はこんな表現をするのですが、おそらく日本のドラマではここまで露骨に表現するのは考えられないように思います。おそらく女性一人で生きることの難しさを表現したかったのではないかと思います。
そのような中でこの女性は子供をかばいながらたくましく生きていきます。
そうこうしているうちにまたこの女性と結婚を考えている男性が現れます。しかし、もう本人も乗る気ではなく、しかも子供も大反対です。しかし、結婚すれば生活は楽になります。その葛藤を見事に表しています。まだ経過途中なので、最後はどうなるかわかりません。なるべく早く家に帰って見るようにしようかと思いますが、なかなかそうも行きません。
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