うずら卵の塩焼き
広州の街、天河北路を歩いていたときに、いきなり前を歩いていたおじさんが持っていたバケツをオモムロにドカッと置きまして、その上に、これまた持っていた金属の洗面器になにやら白い粉と小さな丸いモノをあけているのです。
なんだと思い近づいてみたところ、塩の中にうずらの卵をいれ、火をかけてゆで卵ならぬ、塩ごと暖めて焼き卵を作り売っているのです。12個で2元でした。おやつがわりに丁度いい食べ物です。ゆで卵を塩味にした味でした。
このおじさんにどこから来たの?と問いかけたところ、湖南だ答えながら汗をかきながら卵の塩やきを作っていました。おいしそうに食べていたら 追加で2個サービスしてくれました。
他にも小物(くしや小さな手鏡、靴下)、サングラス、を売っているおじさんもうろうろしてきました。
卵の皮をむき口にほおばりながら歩き、卵売りのおじさんの方をみたところ、姿が消えているのです。どこに行ったのかと思っているうちに、今度は前からさっきのサングラスを売っていたおじさんが大きな入れ物を担ぎ、ガシャガシャと音をさせながら小走りでどこかに消えていきました。もしかして取り締まりかな??と思っていたところ、案の上、おまわりさんが歩いてきました。
道路上で売りものを禁止する理由はわかりますが、このような小額をものを売っている人までも対象にしなくともと個人的に思いますが、どうしようもありません。
こんなことであればさっきの卵を12個なんてケチくさいことを言わずに全部買ってあげればよかったかと思いましたが、もうできません。卵の塩味が一段と塩辛く感じる出来事でした。
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