広州 石牌という街(3)
写真はこの石牌の南側の門近くにあるお寺?です。日本風にいえば鎮守の森の神社です。この中に入りますと、この街の成り立ちについての記録が書かれていました。また本殿とおもわれる所には、この辺の特有の巨大蚊取り線香のような香をたきつけ、何かの像が祭ってありました。
この中の説明文によると、南宋の時代、今から約800年ほど前に董姓の人々が内乱を避けて移り住み、その後、藩氏、謝氏が移り住み、町の礎ができたということがかかれていました。境内の中では 地元の人がトランプ、マージャン、卓球に興じていました。
私が入ると ”ヨソモンが来た!”というばかりに注意の視線を送り続け、その中の長老格の人がめちゃくちゃ広東語訛りの普通語で、すみません。でていってくださいとの旨を話しかけてきました。どうも自分たちの世界にヨソモンがはいってきたのが気に入らなかったようです。
よく広州では聞きますが、根っからの地元人間は省外から来た人とあまり付き合わないという話をききますが、ここでその一角を見たような気がします。
これで、石牌についての紹介は終わりにします。
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