日本と四川の食材共通点
広東省の広州で暮らしています。この近辺の中華レストランといえば、大別して甘い広東料理系と辛い湖南料理系に大別され、少々うんざりしています。(かなり大雑把な分け方です。他にもいろいろありますが味はこの2種類ではないかと思います。)ところがあの辛さで有名な四川に日本特有と思っていた食材があることに気づきました。それは、納豆、わさび、こんにゃく、それと清酒(日本の生酒)です。納豆といえば中国人にとっては日本食の中で一番嫌いな部類にはいるのですが、この納豆を四川ではやはりご飯の上にのせて食べるようです。ただし、乾燥されておりカラカラ状態です。しかし味は確かに納豆でした。また、野菜と一緒に炒め物料理に使うそうです。
その次のわさびですが、これは薄く切り、肉と一緒にに炒めます。こんにゃくは煮物のなかに入っていました。
最後の清酒ですが、味は日本のものとほぼ同じです。御燗はつけないでそのまま飲むようです。
まさか四川に日本人しか食べないと思われていた食材があることには驚きました。なぜ広東省や湖南省にこれらの食材がなく(本当はあるのでしょうか?)、四川にあるのかはよくわかりません。時間があったら四川省に行って調べてみたいものです。
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