January 30, 2005
ここ広州でも、旧正月にむけて忘年会(こちらは旧正月が基準なので、新年会ではなく忘年会になります)がおおいのですが、その時、必ずといって話題になるのが、出身地の話になります。○○省の○○は毛沢東の出身地、俺は鄧小平と同じ出身県、俺だって中山孫と同じ出身だ、、、なんていいながらもりあがるのです。自分の出身地に中国の有名人がいな場合、さまざまなネタを自慢するのです。私が過去に聞いたのはウチのちかくには 中国4000年前のミイラがあるんだぞ、とか、中国を代表する酒の町なんだぞ、とか、はては実家の裏山にのぼると恐竜の化石が採れるんだなどといった具合にです。ようするに酒の肴にしながらの自慢話をするわけです。根底にはとにかく自慢したいという心理が働いているようです。
常日頃、晩酌をする習慣はないようなので、こんな時にこそお酒をぐいぐいあおってのみます。が、すごいのははちゃめちゃに飲んでいるにもかかわらず、日本のように飲みつぶれる人はすくないですね。それは人前で飲みつぶれるのは恥という概念があるようです。ですから日本人が時々する{今日は無礼講だ!}なんていうのはありません。もっとも広州で飲みつぶれたら大変危険ですから、もし広州での宴席に参加する場合、悪酔いにはご注意を。
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January 28, 2005

四川料理の代表料理に白肉(バイロウ)があります。豚肉を固まりの状態、脂肪半分、赤肉半分(こちらでは痩肉といいます。)の箇所をゆであげ、そのあと表面を軽く火あぶり、刺身のように切ります。あとは好みの調味料をつけて食べます。
今回 四川料理系のレストランでみつけたのは白肉をハム状に巻き、またご丁寧に芯には香採、かつ、からし液(辛醤)の中に浮かばせてありました。 が、それほど辛くはなかったですね。 場所によっては白肉としその葉を巻いてだされるところもあります。是非みなさんも機会ありましたらお試しを。
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January 27, 2005

中国のネットで”QQ”というものがあります。そこでメールやら、TV通話、さまざまなゲームを提供しているのですが、以前にもこのBLOGで同様なゲームでテトリスを紹介しましたことがあります。今回見つけたのは、昔日本でも流行した大貧民のトランプゲームです。このゲームを立ち上げると、すぐに対戦相手が応募してきます。と、いうことはこの中国でもパソコンの前に座って時間をすごしている人が想像できないほど多いのではないかと思います。昼、夜、深夜、いつでも対戦相手がいないということはいません。おそらくネットカフェで時間をつぶしている人がめちゃくちゃいるのではないかと思います。昔の日本でゲームセンターが繁盛したように、恐ろしいほどにゲームセンターの代わりにネットが浸透しています。日本の比ではありません。中国のほうが、早い時期に一人一台、パソコンをもつようになるのではないでしょうか?なんとなく近未来の中国人の姿にソラ恐ろしいものを感じます。
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January 22, 2005

この写真は広州市内を流れている珠江川に浮かんでいた船です。おそらく個人漁師の漁船と思われます。昼間は川の沿岸に接岸され、昼寝の格好の場所になっているようです。早朝に漁をするようです。投げ網漁でした。しかし、この川で捕れた魚はたべられるのでしょうか???と疑問に思うくらい川の水はにごっています。ごらんのとおりうす緑色です。中国料理に刺身(生魚片)がない理由もよくわかります。たまたまこの船を覗ける機会がありましたので、船上をみましたら、日本でいう、ボラ似た魚がころがっていました。これから市場にでも持っていくのではないかと思います。
まだまだ昔の風景が残っている広州を感じました。
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January 19, 2005

広州市郊外を歩いていたらこのような場所をみつけました。左手のレンガの建物は実は工場です。
工場と表現するよりもコウバといったほうがよいかもしれません。小さな窓からのぞくと、何かの小物の組立て作業をしていました。勿論、生産ラインのような大物設備があるわけでなく、2mほどの丸テーブルに7~8人程度が囲むようにすわり、テーブルの中央にドサッと材料が置かれ、作業者はこの材料をとりながら組立てをしていました。床は、コンクリートではなく、そのままの土がむき出しです。しかも裸電球一個の下での作業です。
またその横の建物では、旋盤が数台設置?(機械を土の床にベニヤ板らしきの上に固定もせず置いてあり)、何やら丸棒の塊をけづっていました。
この2つの工場で面白い点が共通しているのです。作業者がひと時も会話が切れず、大きな声で笑いながら話し続けているのです。なにか冗談を言いながら楽しそうに作業をしているのです。まるで、内職の人たちがここで集まって作業をしているという雰囲気です。しかも顔色がイキイキしています。(勿論、土色肌の、いかにも畑仕事を何年もやってきたという姿ですが。)数分眺めていましたが、会話が切れたことはありませんでした。
もしや、ウチの製品も一部の部品はこんなところで組まれていたらと思うと、ぞッとします。
ただ、我々が訪問するメーカーさんの作業者と決定的に違うところは作業者がイキイキと作業をしているところです。たいていそれなりの規模の会社となると、規定云々というものがあるのですが、小規模ならばそんな規定などなく、気心が知れた人がそれなりに楽しく作業ができるのでしょうか。
本来こうやって作業するほうが効率がいいのかも??と変に考えなおしてしまう一面に遭遇しました。
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January 15, 2005

広州の数箇所にこのような塔が建っています。中に入ってみましたら、各階にやはり仏像が6体中心を向いて 安置されていました。この建物は9層でしたので、全部で54体あるのではないかと思います。但し、全部の階を確認しませんでしたが、たぶんこうだと思います。
石碑をみると どうも地元の有志で建設したようでした。やはりシンセンと違い 地元に密着した人が多いことが感じられます。
時々思うのですが、この広州で事業を展開するならばこのような人が社内にいないとダメなのかという気がします。それは”出稼ぎ的に”内陸地方から来ている人は、どうみてもここで一生生活することは考えておらず、小金ができたらさっさと帰ってしまう人が多いことを 私も仕事を通して痛い目に遭いながら実感しています。手塩にかけてせっかく教えてもやめてしまえばまた一からやり直しです。地元に根付くような人を大事にしていかないとここでの事業も難しいと、この塔を眺めながら感じました。
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January 13, 2005

中国調味料のおまけについていたテッシュです。結構きれいに図柄が構成されているので、思わず写真に撮りました。この調味料の味は、とんでもない激辛です。辛味を感じるのではなく、ひりひりと痛いです。
ただこの紅楼夢とこの風辛子がどういう関係かよくわかりません。深くは考えるとよく判らなくなりますので、見て楽しむだけにしました。
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January 10, 2005

広州市内のバス広告です。思わずドラエモンに見せたくなるような、図柄です。おそらくなべの広告でしょうか?写真を撮るのに夢中になり、何の広告か確認できませんでした。
大通りにいると次から次と切れ目なくバスが通りますが、その広告を眺めているだけでも時間がつぶせます。もっとも排気ガスのにおいは強烈です。もうすこし広州の空気はきれいにならないかと願っています。
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January 08, 2005

広州市内の地下鉄である展示会の広告です。広州国際芸術博覧会とあります。おそらく絵画が展示されていて、催しものはオークションなんていうことでもやっているのでしょうか?何をやっているのか興味があったので、行こうとは思っていたのですが、結局いけませんでした。
それにしてもシンセンに負けず劣らず広州でも○○展覧会の開催数のおおいこと。シンセンもそうでしたが、そんなに人が集まってくるのでしょうか???と思っていましたが、クモの子のように集まってくるようです。
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January 04, 2005

広州市内の地下鉄の行き先表示です。私はこの地名に気をとられました。”農講所”という字です。農家が話し合いをする場所という意味の地名でしょうか?勿論ここは今でこそ都会のど真ん中ですが、昔は田園風景でも広がっていており、農家が寄り集まって今年の作物でも決めた場所のでしょうか?と勝手に想像してしまいます。丁度の辺はさまざまな小さな川があちこちに(今ではコンクリート塀のどぶ川同然ですが)流れ、灌漑には困らない場所ではなかったのではないかと思います。
昔の人はまさかこの場所がこんな大都会になるとは夢にも思っていなかったのではないでしょうか?こんなことを考えていましたら、2本電車に乗り遅れてしまいました。
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January 03, 2005

これも広州を走っているバス広告です。五糧酒の広告です。さすがに中国でもいまどき三つ編みをした女性は見かけませんので思わず写真にとってしまいました。
このお酒の度数は50度前後あります。大陸の奥の方にいくとたいていはこのようなお酒をぐいぐい飲まされます。しかし、以外に悪酔い、二日酔いはしにくいという個人的な印象です。4~5人集まれば、たいていこの一瓶くらいはあけてしまいます。
では普段、中国人は晩酌をするのかというと、田舎の方では以外に晩酌をする人は少ないです。一人でちびちび飲むのではなく、数人、友達が集まった時に 大きな声を張り上げながら酒盛りをするようです。ビールを飲む習慣はつい最近始まったようです。まだまだビールが嫌いな人は多いですね。しかし、最近の若い人はビールしか飲めない人が増えてきました。これも急速な都会化が進んでいるようです。
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January 02, 2005

こても広州の道路上で見かけたモノ建物です。高層マンションの工事をしているのですが、現場と道路の仕切りに作られている架設の壁に漢詩がかかれています。たまたま小学生が通りかかり、声を出して詠んでいるではありませんか!おそらくとても有名な詩なのではと思います。このような漢詩が50mに渡って書かれていました。全部は紹介できませんが、その一部を紹介しました。
ところでこの壁、5cmくらいのレンガを積み立て、わざわざ漆喰をぬって造られています。工事が終わったら取り壊される運命にあります。惜しい気がします。
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January 01, 2005

広州の道路上で見かけた建物です。広州は比較的に広州は道路は広く造られているのですが、この建物は道路の安全地帯(分岐するところにあるあの三角形で白い斜線が引いてあるところ)のど真ん中に建っていました。
建物が年期の入っていることがわかりますので、後から道路が計画、建設され、立ち退き要求を拒んで、結局そのままにでもなったのでしょうか??(私の想像です。) それにしてもこの家の周囲は車が引っ切り無しに走っていますので、相当うるさいと思います。
もし、立ち退き要求に応ぜずにこうなったのであれば相当に意志の強い住人ではないでしょうか?こんな一端に開発を急ピッチで進める街とその住人の戸惑いが感じられるような風景でした。
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