16.人前で怒鳴りつけるのは厳禁。おこるときもマンツーマン。
中国シンセンで生活、仕事をしております。自分なりに”シリーズ”にてテーマを作成、気がついた点を書きとめています。今回はその第16題目として、怒り方での厳禁事項を書いてみます。
一般的に中国人は面子をとても大事にすることで知られています。人前で面子をつぶされると一生うらまれることもあります。
以下は私の経験です。あまりにも仕事が遅いことと、どうみても仕事をしている気迫が感じられなかったので名指しで怒ったことがあります。普段怒ったことのない私が怒鳴ったので周りの人はびっくり、シーンという状態が続いていました。その後この人はおもむろに仕事を始めたのでした。が、その後急に退職届けをだし、何を聞いてもうわの空状態。会社にも来なくなって自動退社となりました。
やはりこの人にとってショックだったのはどうも人前で怒られ面子を失ったことが原因のようです。これ以降、人前で個人一人を怒るのはやめました。
しかし、そうしなければ 仕事がすすまない場合もあります。あれこれ考えているうちに胃が痛み出すものです。
いまだに最上と思われる仕事の進め方は見つけていませんが、ただ、最近気がついたことはマンツーマンで根気よく間違っていることを直してあげればよいのではないかということに気がついています。最初相手側はうなづくはものの、面倒くさいという顔をしていますが、だんだん自分の能力が上昇していくのを感じられるのか、だんだん自ら行動するようになります。しかし、私のほうは仕事の速度が遅くてこちらはいらいらし、また胃が痛くなりますが、できないよりはいいと思って成長するのを待っています。
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