17.筋が通っていなくとも妥協が必要。
中国シンセンで生活、仕事をしております。自分なりに”シリーズ”にてテーマを作成、気がついた点を書きとめています。今回はその第17題目として、仕事上での妥協点の見つけ方について書いてみます。
これは私だけでなく、おそらく他のここシンセンで仕事をしている人はほとんど経験しているのではないかと思われれますが、相手の主張の正しさを証拠データをもって説明してください。というお願いをするとたいていちぐはぐなレポートが返ってくるものです。おかしいところの説明をお願いすると、どんどん回答が支離滅裂になっていくものです。私はこの現象を泥沼状態といっていますが、当初はこれには本当に面くらいました。なにしろ依頼した回答すべてがこの状態なので、どこから手をつけたらよいかわからなくなってしまいます。今度は私が上司やお客さんに説明したくともできない状態におちいります。
さて、どうするか、、、ですが、私はこうしました。A4の紙にあらかじめテーマと5W1Hの質問を書き、それぞれ3cm程度の隙間をあけ、ここに今起きている内容を書いてもらいます。
なるべく小さなテーマに区切ってもらい、書いてもらいます。これをそれぞれ関連付けをし、本当に説明が食い違うところだけを再度質問します。細かい食い違いは無視します。
こうするとやっと相手の主張が見えてきます。こうすると相手の方も何が問題なのかわかってくるようです。
こうやって細かいところで筋が通っていないところは無視します。大事なポイントだけ抜きだして議論します。こうして仕事を進めないと何をしているのかわからなくなってしまいます。いわば仕事を整理するうえで妥協が必要と思います。
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