すくなくなった騎楼
中国シンセンで生活、仕事をしております。自分なりに”シリーズ”にてテーマを作成、気がついた点を書きとめています。いつも人材、仕事尽くめの内容を書いておりますので、時々、息抜きのため生活に関することも書いております。
上の写真はシンセン市内の、今すんでいる近くの雑居商店街の写真です。建物から出っ張ったベランダみたいなものが見えます。ここはお客が店の前を歩き、ウィンドウショッピングができるようになっています。
この建築方式は騎楼といってこの辺の昔の建物で見られる様式との事です。本来ウィンドウショッピングのためだけでなく、カンカンン照りの太陽の日差しを避けて歩くためと、ここで、夕涼み、昼寝をするための場所だそうです。時々地元のご老人が椅子に腰掛けて水タバコを楽しんでいる姿を見かけました。
2階にも同様に歩く場所が作られていますが、夕方、ここからマージャンの音がジャラジャラと聞こえてきます。
しかしこのような場所は最近、だんだん取り壊され見かけなくなってきました。超急速の都市計画がすすんでいるようです。
いろいろなメディアで扱われていますが、シンセンでは入居募集者以上と思われるほど新築高級マンションが超乱立しています。マンションだけみればバルブではないかと思うほど、本当に日に日に増えています。
それにともなって昔のきたない長屋がどんどん取り壊されています。昔からの地元の人はこの姿をどう思っているのでしょうか?今度 機会があれば聞いてみようと思います。
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