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September 28, 2004

中国シンセンローカルビール

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 中国シンセンで暮らしています。また仕事から外れて 日本では味わえないものの話題を書いてみます。写真はシンセンで一番ポピュラーなビール、金威(ジンウェイ)青島(チングダオ)ビールです。他にも銘柄がありますが、この2つが主なローカルビールです。もっとも最近は朝日ビール(中国語でザオロゥ)ビールが破竹の勢いで増えています。(あくまでも個人的主観です。)
 1瓶おおよそ4元です。内陸ではビールを飲む人はすくないですが、シンセンでは街頭で飲んでいる人をよく見かけます。
 味はというと、すこし 日本のビールに苦味が少ないかと思われます。結構スイスイ飲めまして、2本くらいは軽く飲めます。でも あとで酔いが効いてきます。
 人によると中国人は酒豪だ!といいますが、私がみる限り いることはいますが、少ないです。でも強い人はめちゃ強いです。
 乾杯にはくれぐれもご注意。一応、乾杯を引き受けたら文字通り、乾くほどに飲まないといけません。乾杯が難しい場合は飲む前に”半杯”といって了解をとらなければ失礼にあたるそうです。とはいっても 相手がベロベロに酔っていれば、かまいません。とにかく一口でも飲み、形だけでよいかと思います。
 但し、くれぐれも ワル酔いにはご注意を。。。。

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September 26, 2004

スッポン売りのおばさん

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 中国シンセンで暮らしています。
 いつも 仕事に関係したカタイ話ばかり書いていますので、今日は巷で見た光景を書きます。上の写真はスッポンを売り歩いているおばさんです。スッポンのシッポに紐を結わえてつりさげ、売り歩いています。(手につり下げているのがスッポンです。)スッポンは中華料理のスープに使われます。いくらと聞くと1斤(500g)で15元。なので、一匹おそらく1kgくらいとすると30元ほどではないかと思われます。でも私は買いませんでした。
 売れているという感じはなく、歩いては休み、歩いては休み、池があれば このスッポンを水の中に浸すといったことをしていました。このおばさんはすでに相当歩いているのではないかと思います。
 私の住んでいる場所は市街からすこしはずれていますので、このような もの売りの人たちの方々によく出会います。よく見るのは 果物、生きた鶏、笛/太鼓/二胡、石焼き芋、塩卵、、といったところです。
 お回りさんが来るとたいてい一斉に逃げ出します。やはり税金の関係でしょうか?どこの国も大変のようです。

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September 24, 2004

1.人材市場とは?またその中の雰囲気 (私は何回も行きました。)

 中国シンセンで生活し、仕事をしております。
 人材市場について紹介します。日本の職業安定所に相当するのがこの人材市場です。まるでルクルート会場のような雰囲気です。専用フロアーが設けてあり、複数の企業、(おそらく300社程度)がブースを構え、その前を仕事を探している人たちが歩き回り、自分にあった会社を探します。このようなリクルートは人材市場という場所で毎日おこなわれています。
 人材市場を利用して人材を探す場合はあらかじめ申し込みをします。募集職種、必要学歴、経験年数をあらかじめ連絡します。1回の手数料は100元程度です。
 私自身 この場所に行き、自分の会社のブースに陣取り、直接、人材を探しました。
 雰囲気は、まるでデパート内のように、”店”の前をぞろぞろと沢山の人が歩き、あちこちの会社のブースに立ち寄り、まるで 欲しい”商品”を探しているようなというイメージを抱いてくだい。各ブースの前には40人、50人の人がうろうろしています。このフロアーにいる職を探している人の総数は毎回、2000人程度はいるのではないかと思われます。
 人気のある会社ブースには蟻の黒集りのように人が殺到します。人気のないところは、人事関係の人が一日中昼寝をしています。この対照が激しく、ハタで見ているとおかしくなります。
 日系企業は比較的人気があります。私もこのブースにすわり、就職募集者の相手をしたのですが、人が次々と押しかけ、途切れないことには閉口しました。途切れるどころかわれ先にと押しかけてくるのです。
 開始して3時間くらいは就職希望者がひっきりなしにおとずれ、応対に終われます。休む間は1秒たりともありません。お昼ごろ 人の波がひいてくるのですが、この時にどっと疲れが出てきます。このころはぐったりしてしまいます。

 どんな人が募集にくるのかというと本当に千差万別です。学校を卒業し、これから働こうとする人、地方で一旦就職したが都会にあこがれて出てきた人、前の会社を解雇されてやめた人、シンセンにはすんでいても今すんでいる環境がよくなく、もうすこし繁華街から離れたところで生活をしたいがために、職場を変える人など、、さまざまです。

 なかには わたしのところにきて、”絶対”あなたの会社で働きたいという人がおり、簡単なテストをしたところ、めちゃくちゃな解答だったので、あなたは採用できません。伝えたこことがありました。しかし、それではひきさがらず、それどころか机にかじりつき、かつだんだんと声を大にして、私は絶対あなたの会社に入りたいと身を乗り出してくる人もいました。そのパワーには私も見習いたくもあり、本当に圧倒されます。結局、再度簡単なテストをし、お断りしました。

 中国でも以外といったらおかしいのですが、良い就職口を探す場合は学歴がモノをいいます。最低でも 高校卒業(こちらでは、中専といいます)の学歴でないと、人材市場での職探しは難しいです。人事の人は相手にしないようです。
 そのため に学歴を詐称記入した履歴書、偽の卒業証明書をよく見かけます。日本ではかんがえられませんが、何かの事情で学校に通学出来なかった人たちは、良い職に付くにはこうでもしないと就職できないのが現状です。

これをみてくださる人の中でも ひょっとしたら この人材市場に行くかたがおられるかもしれません。
 こうすればよい人材が集まるというポイントを発見しましたので、お伝えします。

1、募集に来た人をその場で半分は即、選別します。なんといっても人の多い中国です。本当に沢山の人が日系企業めがけてくるのです。こうでもしないと処理し切れません。
 第一印象でどしどし選別します。何をみて選別するかですが、簡単です。服装がちゃんとしているか。挨拶ができるかどうか、筋道たてて自己紹介できるかというポイントだけで十分です。これでまずはどしどし選別していきます。
2、次に 身分証明書、戸籍証、学校の卒業証明書を見せてもらいます。 ポイントは学校の卒業証明書です。 卒業年が古いにもかかわらず 異様に真新しいのは要注意です。ハンコの押してあるところを見て、まだインクがまだ乾ききっていないものがあります。これも偽モノの疑いあります。
3、次に簡単な専門問題を出します。本当に簡単で結構です。例えば電気で言えば オームの法則の式を書いてもらいます。できない人はにやにやしながらすぐに去ります。
4、何気なく 応募者の手をみます。食用油でテカテカに光っているようなら要注意です。こういう人はつい先ほどまで食事をし、なんとなくここに来た人と思って間違いありません。もともと仕事のやる気のない人です。本当に仕事を探したいと思っている人は頭の先から靴まできれいに整えてあります。
5 1~4まで実施し、好印象の人を見つけ出したら、宿題をだします。次回 会社で面接をするからそれまでにやってきてくださいと告げます。しかし、この問題は かなり難しい問題に設定します。 これで、約半分の人は 私どもの会社まで出社しません。
6、やっと私たちの会社の面接までたどりつけた人は また 試験を実施します。これは基本問題ではなく 応用問題をだします。答えがあっているかで判定するのではなく、問題を解く過程がわかるような 問題にします。
7、それから面接をするのですが、 最初に給料の話をします。 それで、相手の反応をみながら
本当に仕事ができるかを判断します。

これで、良いと思った人を採用します。

 私自身、 ここシンセンで 自分自身がここまで”尽くして”人探しをしなければならないことに 内心驚きましたが、しかし、これは 仕事をする上で重要なポイントです。関係部門に任せるのではなく 、自分で人を選び採用することが 仕事の成功につながると思いました。
 もし このような機会があればご参考にしてください。

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September 20, 2004

中国人リクルート(中国シンセン)

 中国シンセンに赴任し生活をしております。今日は仕事にすこし関係する内容について書いてみたいと思います。
 私自身、仕事で一番苦労していることは 人材の探索、教育です。というとかっこいいですが、実際は相当泥臭い問題を抱えており、働いてくれる人を何とか探し出し、仕事を進めています。中国の法律をよく知らなかったばかりに私自身が労働裁判所まで出頭を命令され、調停をされたほどです。
 私が 一番 このココログの中で書きたかった内容はこれらのことです。シンセンは香港に近いため 香港人も関係した業務があります。私の職場でも 日本人(但し数えるほどの人数)、香港人、現地中国人がいまして、それぞれ、業務分担をしています。時々、同業の日本人にお会いするときがありますが、やはり、人材については相当に苦労していることをお聞きします。以外に中国の人事事情は把握しにくく、かつケースバイケースで片つけられる場合が多いと私は思います。しかし、沢山ひどい目に遭っていますと、ある基本の共通事項があることに気がつきました。
 これを 是非、同様に中国人材で悪戦苦闘している方々に紹介し、私のような同様の無駄時間を費やすことなく、本当に中国人のための人材成長のために、赴任期間に与えられた時間を有効活用して欲しいとただひたすらに思います。
今、これからこのココログの中で書こうとしている内容が下記の内容です。
  1.労働市場とは?またその中の雰囲気 (私は何回も行きました。)
  2.偽卒業証書の氾濫。なぜそこまでして 彼らはこれを入手するのか?
  3.試用期間と正規採用期間での勤務態度は大違い!
  4.本当に勉強したい言語のダントツ第1位は英語(日本語ではない)
    (ある日本企業の日本語通訳者の話)
  5.出身地には要注意!
  6.広東人、省外人という考え方。
  7.契約期間には常に注意を!
  8.芋づる紹介人材は要注意。
  9.全ては給料額というのは大間違い!
 10.マズロー理論は当てはまらない??
 11.全てはお金ではないと考える人もいる!
 12.労働裁判所の雰囲気
 13.やはり一番大事なのは家族、親、その次に自分の能力=お金。
 14.今しか見ない人と超長い目でみる人。(日系企業経験の箔)
 15.基本はマンツーマンで一緒に仕事をする。
 16.人前で怒鳴りつけるのは厳禁。おこるときはマンツーマン。
 17.筋が通っていなくとも妥協が必要。
 18.日本の工学系学校の技術教育方法と中国では違うところあり。
    (要注意)
 19.一人っ子政策への影響(この数年で大変わり)
 20.やはり大事なのは人を信頼すること。
 21.シンセンには一攫千金を夢見て出稼ぎに??

また みなさんの中でお知りになりたい内容ありましたら、是非お知らせください。わかる範囲でお調べします。

 毎日 こんな 硬い内容書いていますと 私も疲れますので、時々は街の事情、見聞したことも 織り交ぜて書いて行きます。(例えば、中国人独身女性が一番結婚したい男性の職業。 最近の女性の結婚観。親への思いいれ、確拗、自分の子供への期待。帰省とは???、、etc です。

では お気が向いたら是非お読みください。


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September 15, 2004

緑のイメージは良くない?(中国)

 中国シンセンで暮らしています。中国人が色に持つイメージを書き留めます。
 日本では 緑というと、まさしく環境にやさしい、新鮮、すがすがしいという、比較的良いイメージを持つと思います。しかし、中国では違います。緑でも 深緑は 好色、すでに結婚しているのに不倫をしているというような意味があるそうです。
このように、あまり良い意味は持たないのでご注意ください。特に男性が緑の帽子をかぶることは以下のような意味があるのでご注意ください。
 私の失敗した経験を述べます。会社でユニホームを選ぶ際、部門ごとに色を変えよう!とアイデアがあり、私は、では緑がいい!と提案したのです。そのときの中国人の反応はみんなぎょっとした顔つきをしているのです。どうしたの??と聞いたところ、緑は昔、昔、皇帝のお妃の情夫が身に着ける色であり、特に男性が緑の帽子をかぶった場合は、「私は好色ですよ」と言っているのと同じ意味があるそうです。
 勿論 緑のユニホーム採用はその場で却下、別の色に変更しました。
 しかし、待てよ、確か中国人民解放軍の制服は緑じゃなかったのでは?帽子も緑じゃなかったのでは??と思うのですが? これを中国人に質問したのですが、答えは▽□○*?? 一般市民に知られていない、何の理由があるようです。または我々の理解力が及ばないことがあるのです。
 

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September 12, 2004

庶民的な市場(中国シンセン)

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 中国シンセンで暮らしています。今日は市場について書き留めます。
市内の街には必ず写真のような市場があります。ここは庶民にとって中心的な買い物の場所です。
 個人商店が数十集まって商売をしています。大別して八百屋、豆腐屋、乾物屋、豚肉屋、牛肉屋、海老屋、蟹屋、近海魚の魚屋、河、湖の淡水系の魚屋、活き魚屋、鶏屋、鴨屋、卵屋といったようにそれぞれ小さな専門店を構えています。面白いことに同じものを売っている店がいくつもあります。 例えば八百屋だけでも 同じ野菜を売っている店が10箇所程度あります。いわば同業のコンペチタが軒を同じにして商売しているわけです。値段を聞くとそれぞれ申しあわせているように(仕入れ値が同じ??)ほぼ同じ値段です。新鮮さも それぞれのお店で同じです。
 朝6時ごろから 準備が始まり、三輪自転車、オートバイ、軽乗用車に、あふれんばかりの商品を載せたおじさん、おばさんがたむろし、なにやら交渉しながらこの荷物を降ろしています。
 商売開始は8時ごろではないかと思います。朝、市場に行けば新鮮な素材が入手できます。12時で一旦クローズ、 午後2時ごろまた再開、そして夜の7時ごろまで開いています。
 買い方で少し注意が必要です。 殆どの商品は1斤(500g)で幾らの値段で交渉します。値札があるところは殆どありません。(わずかながら、時々ダンボールの破片に書かれていることはありますが、これは例外ではないかと思われます。)
 商品を選び、まずはこれ幾ら?と交渉してから値段を決めます。そして、必ず値切りの交渉が必要です。店員の言い値で買ってはいけません。交渉すればわずかでも値段はさがります。それから必要量を自分で取り出し、重さをはかりで量ってもらい、全部で幾らですと決まります。
 日本では一般的に高いものから順に並べると、肉、野菜、魚、卵、、となりますが、この界隈の市場では魚、肉、卵、野菜ではないかと思います。これは私の一方的な主観ですので、人によって意見が違うかと思います。
 昔の日本の市場もこのような風景だったのでしょうか?単に機械的に購入作業をするのではなく、お店の人と交渉の会話をしながら購入するというのは、それだけで人を相手に生活しているということを心の中にかもし出させてくれます。
 みなさんも機会ありましたら、是非この中国の市場を覗いてみてください。

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September 11, 2004

都会、中国シンセンの公園風情

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中国 シンセンで暮らしています。
 公園について書き留めます。シンセンの街は計画的に作られているためか、あちこちに比較的 分散して大きな公園があります。市内でおそらく、30~40はあるのではないでしょうか?それも添付の写真のように かなり規模の大きいものです。市民の憩いの場所として利用されています。ただ、ここは亜熱帯気候ですので、さすがに昼間は散歩している姿は少なく、木の下に寝転んでいる人の姿をよく見かけます。比較的管理も行き届いています。
 朝は太極拳もどき?のゆったりした運動をするおじさん、おばんさんがいます。それがかなり本格的で、そろいの衣装でラジカセからの音楽にあわせながら体操をしています。
 午後はアマチュア楽団が練習しています。ボーカル 横笛、アコーデォン、二胡が主なパートです。それを見ている観客の多いこと。ちょっとしたコンサートです。
 夜は食事を終えた家族がぞろぞろ歩いています。 
 面白いことに公園の一角にお酒を飲むバーがあります。ここは20歳代の人の溜まり場になっているようです。
 毎日 アクセク 働いている人にとっては 公園は重要な休憩場所です。 

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September 09, 2004

国際色豊な両替屋

中国シンセンで暮らしています。
ここは 香港に近いせいか、 人民元のほか 香港ドル、 アメリカドル、日本円、最近 みかけるようになったのは フィリピンペソを見ます。どこで見るかというと両替屋さんです。合法的か非合法かはよく知りません。お店の人に聞くのも怖いです。殆どが雑貨屋、またはタバコ屋がメインビジネスでその店の一角に老板(ラオバン)がドデーンと座っており、この場所から一歩のうごかないで客を待ちうけています。(それもそのはず、お金が机の中に入っているから動けないんです。)それで、この机の引き出しに国際色ゆたかなお金が入っているわけです。 両替を依頼すると、”今日はいくらで○○。それ以上は下げない、、”なんて交渉しながら両替します。
 ”為替変動制”の世の中ですからそれはそれでいいのですが、あなた方がお金の価値を変動させたって微々たるものなんだから、そんなに儲かる物じゃないのに。。。なんてぶつぶついい、考えながら両替します。そう、両替屋さんのポリシーは同じ価値を換える両替屋なんですよ!なんて考えるわけです。儲けは考えちゃだめですよ!って今度言ってみます。(でも 怖くていえない。)

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September 07, 2004

道路の材料事情(中国シンセン)

 道路事情ではなく、道路の材料について紹介します。日本の幹線道路では殆どアスファルトですね。中国ではすこし違います。 高速道路ではアスファルトですが、まだまだ 内地の一般道路ではコンクリートが主流のようです。理由はよくわかりませんが、コンクリートのほうがつくりやすく建設費も安いのではないかと思われます。(すみません。専門家ではないので 私の勝手な思い込みです。)
 ここシンセンでは ここ2、3年で建設された幹線道路はアスファルトになりました。しかし 昔に建設されたと思われる、比較的整備された道路はコンクリート道路が多いです。
 コンクリート道路上の車の乗りこごちは やはりいまいちですね。日本とは違います。
 さすがに、シンセンでは土むき出しの道路は見ないくなりました。

 えっ、なぜ こんなことを書くのかって??。 それは 私が10年ほど前シンセンに来た時に、まだ、あちら、こちらで工事をしており、赤色土むき出しの道路、敷地がいたるところにありました。その 舗装されていないでこぼこ道路を小型の公共バスに乗りながら、たった10キロ程度の距離を1時間くらいかけて移動したものです。今では20分程度ですみます。
 シンセンの市街地道路はほぼどこに行っても舗装は完了したようですが、これもすこし 市街をぬけ、裏道に入ると まだまだ 赤色土むき出し道路があります。但し 急ピッチで工事が進んでいますから、1ヶ月も見ていないとアットいう間に雰囲気が変わります。中国の加熱景気は減速気味とは言っていますが、まだまだ景気はよさそうです。

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September 06, 2004

恐怖のキャッシュ:カード

 中国 シンセンに暮らし、 ここでしか体験できないことを記しています。今回は信用カード(クレジットカード)とキャッシュカ-ドです。
 中国語でも 文字通り信用カード(カードは実際の中国語ではカラオケのカラ、上と下がまさしく上下にくっついた字です。日本語文字では表現できませんでした。すみません。)
 中国国内では、 一般に日本で通用する信用カードが使えるお店は少ないです。シンセンの商店では殆どありません。せいぜいホテル、有名レストランだけで使用可能です。
 最近、中国人の買い物でよく見かけるのが 銀行発行のキャッシュカードです。大手スーパー、百貨店では使用できます。これを使うにはは中国に銀行口座を開設しなければ使用できません。私も使っています。現金を持ち歩く必要ないのである一面では便利です。但し大きな欠点があります。それはレジでの支払いに結構手間取ること。カードを渡して 暗証番号をインプット、専用?回線で本人確認、伝票にサインと処理しなければなりません。 例えばスーパーで列を成して レジ待ちをしているというのに、前のお客さんが 次々に キャッシュカードを出してくると、もうむかむか、いらいらしてきます。 そんな安いもの(かどうかわかりませんが、といったら怒られそう、、)現金でさっさと買ってよ!といいたくなります。キャッシュカードのお客さんが口座中の現金が不足でもしていると、もう最悪です。いつ処理がおわるのか、、、、待ち状態が続きます。
 さっさと空いているレジに移動するのが得策です。しかし またしても 目の前に恐怖のキャッシュカードが、、、、、と、一度夢に出てきました。本当に時間なないときのレジの前で信用カードをみると恐怖を感じます。


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September 05, 2004

シンセンの朝焼け/遙かなる香港

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 今日撮った、中国シンセンの明け方の写真です。今住んでいる部屋から移したものです。現在、日本に向かっている台風の影響でしょうか、 雲が厚く何層にも重なっています。丁度雲のスキマから太陽光がのぞいています。こんな景色はなかなかないので、思わず写真を撮りました。
 手前に見える小さな山があります。蛇口山といいます。手前は漁港です。近海でトロール漁業をしているようです。日本の漁港の水揚げは朝早くから開始しますが、ここは遅いですですね。朝の活気の音が聞こえてきません。それとも、もっと、もっと早い時間に水揚げをするのでしょうか?まだよくわかりません。近いうちに 夜寝ないで観察してみます。
 遠くに高層マンションが見えるますが、そこは香港です。距離はおそらく数キロですが、香港に行くにはイミグレを通過しなければならないので、ここから最短時間でも1時間半はかかります。香港が中国に返還されてはいますが、まだイミグレを通過する必要があります。 
 外国人は比較的スムーズに自由に中国、香港を往来できますが、まだ中国人はできません。(トランジットは可能)シンセンに2年以上、仕事で働いていれば 香港へ往来するための通行証を申請することができます。しかし実際のところ、さまざまな障害があり、そう簡単にこの通行証を入手できません。まだまだ、彼ら、内地の中国人にとっては高嶺の香港!嗚呼 遙かなる 遙かなる 香港です。

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September 04, 2004

ん!なんでしょう?

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 中国シンセンに住んでいます。今住んでいる家の近くの物置場所にいました。このイグアナにみたいなとかげ。なんでしょうね?こっちをしばらくみてうごきませんでした。早速写真に収めました。デジカメのシャッターを押して1秒後、すばやい動きで駆け去りました。やはりここは亜熱帯気候なんだと思い出させます。

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September 03, 2004

デパートでの買い物

 最近 日本では 値切ることのできる有名デパートはなくなりました。(いまどきデパートという言い方も古いかな?)
 観光で中国に来て 有名デパートで購入する場合はすこし日本の場合と事情が違いますので、ご注意を。 その一般的な購入方法をい紹介します。ひょっとしたら一般の旅行雑誌で紹介しているかもしれません。重複しておりましたらご容赦を。
 まずお目当ての商品の購入を決めた場合、絶対に値札どおりに購入してはいけません。まずは値段交渉をしてください。交渉の効果差は場所によってまちまちですが、たいていは 値引きしてくれるか、何か別の品をつけるなどのサービスをしてくれます。値段が決定しましたら、服務員(この意味は店員さん、こちらでは服務員フーウーユエンといいます。)が3枚つづりの伝票を発行します。この伝票をキャッシュカウンターにもって行きます。このキャシュカウンターのお姉さんに現金を支払います。そうすると、このお姉さんがこの持参した伝票に勢いよく ポン、ポン、ポーンとハンコを押します。このハンコの音の気持ちのいいこと、聞きほれます。その後このお姉さんは 3枚つづりの内、2枚を渡してくれます。これを購入を決めた場所にもっていくと、先ほど服務員が梱包をして待っていますので、この残り伝票の1枚を渡すと商品と交換してくれます。これで晴れて商品を手にできます。では伝票の残り一枚ですが、もうおわかりのように、領収書となります。後日欠陥商品であったり、服の場合サイズが合わず交換したい場合はこの領収書が役にたちますので、当分は捨てないでください。
 勿論、支払いは人民元ですよ。 外貨でも購入できるところをありますが、すこし怪しいところありますから注意してください。この怪しいというのは 中国国内では 基本的には外貨での売買を認めていません。なぜならば中国政府が税金を集めることができないからです。一部 シンセンの外国人向けの料理店では 外貨での支払いができます。シンセンの場合は香港が近いのでHK$が幅を利かせます。是非 中国旅行の際にはお買い物を楽しんでください。くれぐも値札どおりに買わないように。

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September 02, 2004

カギ_カギ_カギ どこへ行ってもカギ ですよ。

 中国、シンセンで生活や仕事をしていて、日本ではかんがえられない内容を記しています。今日は鍵について書き留めますね。
 日本の職場では せいぜい鍵をするといったら、せいぜい、職場の入り口くらいですね。(窓はのぞく)でも こちらは違います。私の場合でも、 出社をしたら まず 大門(守衛さんの門)の鍵、から始まって、自分の居室のフロアーの鍵、自分の居室の鍵、自分の机の鍵、ファイル棚の鍵をあけなければなりません。いつもかばんの中は鍵がジャラジャラしています。現地スタップの中国人はどうかというと、このような鍵を腰バンドに鍵をジャラジャラ吊り下げています。彼らの場合鍵の全重量は500gくらいあるのではないでしょうか。この重みでズボンが異様にずれている人もいます。かばんを持っていないスカート、ワンピース姿の女性はどうしているんでしょう?とよけいな心配をしてしまう程鍵を持っています。

 トイレの表ドアにも鍵があるんですよ。裏ではなくて表ですよ。
 そこで、本当にあった笑い話。ある日本人がこちらに出張にこられました。トイレにたったのですが、すぐに戻ってきたのでした。用は終わったのかな?と思いつつそのまま仕事に熱中。また この方がトイレに行くのではありませんか?どうしたかと思い聞いてみたところ、トイレに鍵がかかっていたというのです。最初、私たちはトイレが全部使われていたのかな?と思い、ではまた時間をおいて行ってみたら、、、とアドバイスをしました。この方の顔がだんだん青くなってきたのがわかりましたが、この方は忠実にそのとおりにしました。但しまた全部鍵がかかっているということでした。 あっ!ここで私達はわかったのです。 使われていたのではなくて、いつもの当番がトイレの鍵をあけるのを忘れていたことに気づいたのです!この方には悪いことをしました。

この一件後、トイレの表鍵はなくなりました。

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September 01, 2004

今も健在三輪自転車

中国シンセンで生活して はや3年。さまざまなことを体験しました。すこしづつ紹介します。 約一週間に一度、定期的にアップします。

 シンセンの中心地では見かけることはなくなりましたが、すこし市外からはずれると三輪自転車が走っています。殆どは業務用で荷物(例えば家具、建築用建材、回収鉄、雑誌等など)運搬に使われています。
さすがにシンセンでは タクシーとして利用されているのはごくわずかです。でも わずかながらあります。具体的にはシンセンの白石路、沙河路、大沖 あたりです。(これはシンセン市超ローカルの地名です。地元の人しかわからない。)この三輪自転車、かなり堅牢にできています。時々、え、こんなものも運ぶの!というもの見ます。なんだとおもいますか?私がみたのは埋設すると思われる直径1mはあると思われるコンクリートのドカン、大型トラックのボンネット、3頭のがんじがらめにされた食用(多分)ブタを運んでいるのを目撃しました。さすがにブタを見たときはドライバーの人間、ブタともかわいそうになりました。
 地方に行くといまでも三輪自転車タクシーがあります。大体1kmで0.5元位の運賃です。但し欠点があります。遠くの場所にはいけません。せいぜい3kmどまりでしょう。3人で乗るとドライバーはいやな顔します。当然ですよね。重いです。この三輪自転車タクシー、ちょっとした足として利用されているようです。面白いのは前輪のハブ軸にちかいフォーク部ににベルがついています。ドライバーはこのベルを鳴らしながら移動します。この三輪自転車が20台くらい集まると、なんとにぎやかなこと。どこもかしこもちんちんならします。 但し、車のクラクションと違いどことなく風情あります。騒々しくは感じませんでした。私が中国で初めて感じた風情でした。
近いうちにこの 三輪自転車の写真をアップしますね。

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